日本看護協会
常任理事のマンスリー通信
吉川 久美子
1
,
井本 寛子
1
,
森内 みね子
1
,
木澤 晃代
1
,
田母神 裕美
1
,
中野 夕香里
1
1日本看護協会 常任理事
pp.12-13
発行日 2024年5月20日
Published Date 2024/5/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001476
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- 文献概要
2040年を視野に入れて医療提供体制のあり方の検討が本格始動
表参道のケヤキの木の葉が緑色に色づき、さわやかな季節となりました。また4月初旬には、日本看護協会前の横断歩道途中にある中央分離帯の植え込みには、赤いチューチップの花が咲き、車の往来にも負けず咲いている姿に、とても強さを感じました。2023年11月から「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」、2024年3月末からは「新たな地域医療構想等に関する検討会」に構成員として参加しています。両会議は関連が深く、2040年ころを視野に入れつつ、病院のみならず、かかりつけ医機能や在宅医療、医療・介護連携等を含め、地域の医療提供体制全体のあり方について検討しています。本会では、在宅で生活する、医療を必要とする人々の増加への対応に対して、特に訪問看護や看護小規模多機能型居宅介護、介護施設の看護職の重要性について意見しています。本会の重点政策の「1-1 看護提供体制の構築」にも関係しており、これらの会議の議論を鑑みながら本会内部でも検討を進めていきます。
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