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医療情報ネットワークの基盤に関するWGが全国で電子カルテ情報を共有する仕組みを提言
「社会保険旬報」編集部
pp.96-97
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000000875
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- 文献概要
健康・医療・介護情報利活用検討会の「医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループ」(主査=中島直樹・九州大学病院メディカル・インフォメーションセンター教授)は3月29日、全国的に電子カルテ情報を閲覧可能とするための医療情報ネットワーク基盤のあり方および技術的要件について報告書をまとめました。電子カルテ情報を全国的に閲覧可能とすることで、医療機関同士が情報共有と連携を効率的・効果的に行い、質の高い診療・ケアにつなげるとともに、救急・災害などの緊急時に利用することがねらいです。また、生活習慣病関連の情報を患者自身が活用できることにより、個人の健康維持につながることが期待されます。
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