総特集 看護業務の効率化―看護業務の効率化 先進事例アワード2021
3章 報告 「看護業務の効率化試行支援事業」の実際
3-1-1 導入支援のポイント:支援施設の報告 外来病棟一元化による勤務環境改善の取り組み
三谷 尚子
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1社会医療法人財団大樹会 総合病院回生病院 副看護部長
pp.98-99
発行日 2022年6月5日
Published Date 2022/6/5
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- 文献概要
看護業務の効率化は、看護職がより専門性を発揮できる働き方を推進し、質の高い看護提供体制を維持することが目的です。また、やりがいを感じられる職場づくりや看護の質向上に近づくための一歩ともいえます。総合病院回生病院(以下:当院)は、外来病棟一元化の取り組みで職場環境の改善と継続看護の効果を期待したいと考え、2020年度「看護業務の効率化試行支援事業」に参画しました。その際、2019年度受賞施設である小松市民病院の太田裕子看護部長より指導をいただきました。今回、その意志を継ぐ形で支援施設としてかかわる機会をいただきましたので、導入支援の内容について報告します。
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