- 文献概要
日本では現在、企業の後継者不足が深刻となっています。帝国データバンクによると2020年の社長の平均年齢は60.1歳で、1990年の調査開始以降、初めて60歳を上回りました。訪問看護ステーションの経営者も、制度施行から20年以上が経ち、当時40代だった人も60代となっています。こういった状況から、国は制度上の支援を行ってきましたが、後継者不在による倒産はなかなか減少しません。中でも多いのが、経営者の「死亡」による倒産です。
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