- 文献概要
体幹機能や座位保持機能の低下した高齢者が、椅子等に快適に座ることができるよう支援する手法の1つに「シーティング」があります。シーティングにより快適な座位姿勢を保てるようになると、関節の変形・拘縮などの進行予防だけでなく、日常生活動作の改善・社会活動への参加促進・QOLの向上につながります。しかし、シーティングに関する理解が不十分な看護職・介護職も少なくなく、利用者が不適切な座り方をしていても気づかなかったり、適切な支援ができなかったりします。
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