MT Seminar―読んで、見て、深める臨床検査技師のための誌上講義
固形臓器移植患者における微生物検査の役割
長尾 美紀
1,2
1京都大学大学院医学研究科 臨床病態検査学
2京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部
pp.55-58
発行日 2026年1月15日
Published Date 2026/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt54010055
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要点
☑固形臓器移植は末期臓器不全の治療として有効だが,免疫抑制療法により易感染性となるため,感染症が予後を大きく左右する.
☑移植前評価から移植後の各時期に至るまで感染症リスクは多様であり,微生物検査は予防戦略の立案や早期診断に不可欠である.
☑従来の培養検査に加え,新規分子診断法を適切に組み合わせることで診断精度向上と治療の最適化が進み,移植医療の安全性向上につながる.

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