特集 急性期リハビリテーション医療最前線
第1章 急性期病院の基礎知識(診療報酬,制度等)
Column 急性期リハビリテーション診療における栄養管理
清水 昭雄
1
,
百崎 良
1
1三重大学大学院医学系研究科 リハビリテーション医学
pp.695-698
発行日 2026年6月25日
Published Date 2026/6/25
DOI https://doi.org/10.32118/cr035070695
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
急性期病院に入院する患者の多くは,侵襲または炎症に伴う代謝亢進や食欲低下により栄養状態が急速に悪化するリスクを抱えている.低栄養は,免疫機能低下による感染症リスクの増大,創傷治癒の遅延,筋蛋白質の分解亢進によるサルコペニアの進行等の多面的な悪影響を及ぼし,リハビリテーション治療の効果を大きく減弱させる.近年,リハビリテーション栄養の概念が広く認知され,栄養管理がリハビリテーション治療において必要不可欠な要素として認識されるようになった.本稿では,急性期リハビリテーション診療における栄養評価の意義と栄養管理の実践について概説する.

Copyright© 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

