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先天性下肢疾患の幼児期からの運動参加への取り組み
落合 達宏
1
1宮城県立こども病院整形外科
キーワード:
先天性下肢形成不全
,
先天性下肢欠損
,
先天性下肢疾患
,
骨軟部腫瘍
,
幼児期からのスポーツ参加
Keyword:
先天性下肢形成不全
,
先天性下肢欠損
,
先天性下肢疾患
,
骨軟部腫瘍
,
幼児期からのスポーツ参加
pp.180-187
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr035020180
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はじめに
先天的な下肢・足部の疾患や形成不全,先天性下肢切断あるいは先天性脚長不等により,乳幼児期には,将来のスポーツ参加は困難と両親や周囲から考えられがちな先天性下肢疾患群がある.しかし,このような疾患の多くは一側肢に発生し,対側肢は健常であり,体幹の運動性にも問題がないことから,成長とともに活発な運動性が明らかとなりスポーツ活動に参加していく.
そのような疾患の幼児期からの診療では,患児には運動能力のゴールを健常児に近い水準を想定して説明し,将来のスポーツ参加を目指して幼児期からボール遊び等で動きを楽しんでもらいながら運動発達を促進している.
本稿ではこのような希少疾患について症例ごとに経過を提示し,初期治療と義肢作製や補高作製,さらにスポーツ活動の入り口となる運動参加への取り組みまでを述べる.

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