Japanese
English
実践講座 核医学の今・第3回
腫瘍領域における核医学診療の現状―骨軟部腫瘍を中心として
Nuclear medicine practice in oncology, especially in the field of bone and soft tissue tumors.
滝 淳一
1
,
稲木 杏吏
1
,
若林 大志
1
,
絹谷 清剛
1
Junichi Taki
1
,
Anri Inaki
1
,
Hiroshi Wkabayashi
1
,
Seigo Kinuya
1
1金沢大学附属病院核医学診療科
1Department of Nuclear Medicine, Kanazawa University Hospital
キーワード:
腫瘍シンチグラフィ
,
骨軟部腫瘍
,
201Tl
,
99mTc-MIBI
,
治療効果予測判定
Keyword:
腫瘍シンチグラフィ
,
骨軟部腫瘍
,
201Tl
,
99mTc-MIBI
,
治療効果予測判定
pp.1527-1532
発行日 2012年12月10日
Published Date 2012/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108849
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はじめに
腫瘍核医学の役割は腫瘍の存在診断,性状診断,病期診断,治療効果予測,予後予測診断,治療効果判定,再発診断などの多岐にわたる.対象とする腫瘍も多岐にわたり,全分野を網羅することは本稿ではほとんど不可能である.そこで本稿は核医学がさまざまな役割を担う骨軟部腫瘍に的を絞り,日常診療でどのような役割を担っているかを概説する.
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