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特集 リハビリテーション・栄養・口腔の三位一体の取り組み
職種別の三位一体の取り組み:リハビリテーション職種
The role and practice of rehabilitation therapists in the trinity intervention
飯田 有輝
1
Yuki Iida
1
1愛知淑徳大学健康医療科学部医療貢献学科理学療法学専攻
キーワード:
三位一体の取り組み
,
入院関連機能低下
,
食事動作
,
多職種合同評価
Keyword:
三位一体の取り組み
,
入院関連機能低下
,
食事動作
,
多職種合同評価
pp.1076-1081
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr033111076
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内容のポイント Q&A
Q1 なぜリハビリテーション職種が三位一体の取り組みにおいて必要なのか?
高齢者は入院中に生活機能が低下する入院関連機能低下(hospitalization associated disability;HAD)が発生し予後不良となる.HADのリスク因子としてサルコペニアや低栄養,入院中の摂食状態,認知機能等が挙げられ,入院早期から栄養管理を主体とした包括的な介入が必要となる.
Q2 具体的にどのようなことが期待されているのか?
骨格筋の評価,ADLと栄養状態の評価,プログラム立案,食事動作の評価,摂食嚥下障害の評価等が挙げられる.
Q3 リハビリテーション職種がかかわる三位一体の取り組みの将来展望とは?
各職種の計画を突き合わせるだけでなく,ICFに基づいた多職種によるリハの合同評価やアプローチを行っていく.対象者が自ら目標達成に向け主体的に取り組むよう心理面へのアプローチも重要となる.
Q4 実践例は?
誤嚥性肺炎にて入院した高齢患者に対して,多職種合同で評価ならびにアプローチを行った事例を紹介する.
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