地域リハビリテーションの現状と今後
8.市区町村支援センターにおける地域リハビリテーション(神奈川県横浜市)
横井 剛
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1横浜市総合リハビリテーションセンター リハビリテーション科
キーワード:
地域リハビリテーション
,
横浜市
,
生活期
,
地域支援
Keyword:
地域リハビリテーション
,
横浜市
,
生活期
,
地域支援
pp.454-458
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr033050454
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はじめに 地域リハビリテーション(以下リハ)は,「障害のある子供や成人・高齢者とその家族が,住み慣れたところで,一生安全に,その人らしくいきいきとした生活ができるよう,保健・医療・福祉・介護及び地域住民を含め生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行なう活動のすべてを言う」 1)とされており,それを実施するためには,地域の実情に合わせた支援体制を構築することが必要になる. 横浜市は人口370万人,東西約18 km,南北約21 km,道路や鉄道等,交通インフラも整っており 2),市内の移動には時間をそれほど必要としない一方で,地域リハで対応すべき,人数は非常に多いという特徴がある.こうした都市部における,地域リハについて,本稿では横浜市の地域リハの中核施設である横浜市総合リハビリテーションセンター(以下リハセンター)の役割を中心に述べる.
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