大塚先生直伝! 業務がラクになる生成AI 活用術①
ChatGPTの基本的な使い方を覚えよう
大塚 篤司
1
Atsushi Otsuka
1
1近畿大学医学部 皮膚科学教室
pp.604-608
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn147050604
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はじめに―生成AIとの出会いから現在まで
はじめまして,近畿大学医学部 皮膚科の大塚篤司と申します.2022年11月にChatGPTが登場してから,継続的に生成AIを活用し,医療現場での応用可能性を研究しています.
初期の生成AIはハルシネーション(事実ではない情報を生成してしまう現象)が多く,業務利用には課題がありました.しかし,段階的な改善により,現在では医療現場や研究分野でも活用されるレベルの精度と実用性をもつようになりました.ChatGPT以外にも多くの生成AIが登場し,現在ではさまざまな選択肢が利用可能となっています.
この連載では,管理栄養士の皆さんが普段の業務で実際に使える生成AIの活用方法を,具体的な例を交えながら説明していきます.第1回である今回は,もっとも基本となるChatGPTの使い方を中心に解説します.

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