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特集 動脈硬化性疾患のリスク 解決すべき残余リスクとさらなる新しいリスク要因
食後高脂血症,レムナントリポタンパク,アポB-48とASCVDリスク
Postprandial hyperlipidemia, remnant lipoproteins, apolipoprotein B-48 and atherosclerotic cardiovascular disease
増田 大作
1,2
Daisaku MASUDA
1,2
1大阪健康サポートセンター
2りんくう総合医療センター
キーワード:
食後高脂血症
,
レムナントリポタンパク
,
アポB-48
Keyword:
食後高脂血症
,
レムナントリポタンパク
,
アポB-48
pp.1180-1184
発行日 2026年6月27日
Published Date 2026/6/27
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297131180
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動脈硬化性疾患のリスク因子としての脂質異常のなかで,日本人におけるリスクの集積に伴って残余リスクと考えられていた高トリグリセライド(TG)血症に対する評価と治療の重要性が高まっている.食事の後にTG値が上昇する食後高脂血症の背景にはTGを含み,動脈硬化惹起性が示唆されたリポタンパクであるレムナントリポタンパクの増加が存在する.レムナントリポタンパクの評価には,レムナントコレステロールの測定,non-HDL-C濃度の計算が有用であり,日常臨床のなかでもLDL-Cの次に重要なリスク因子としての評価が望まれる.レムナントリポタンパクは,小腸由来のカイロミクロン(CM)レムナントと肝臓由来のVLDLレムナントが存在するが,前者の評価にはアポB-48濃度測定がこの残余リスクの評価に重要である.ビヨンドコレステロールの時代において,レムナントリポタンパクに着目した動脈硬化性疾患の発症リスクの評価と治療介入が重要である.

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