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第1土曜特集 薬事利用に資する「適合性」と「信頼性」をもつリアルワールドエビデンス作成に向けた提言
第3章 事例から考える目的に応じた「適合性」「信頼性」の現状と提案
その他のRWE(診療ガイドラインなど)に資するデータ
Data contributing to other forms of RWE, such as clinical practice guidelines
坂東 英明
1
,
坂本 泰理
2
,
束岡 広樹
3
,
三角 俊裕
4
Hideaki BANDO
1
,
Yasutoshi SAKAMOTO
2
,
Hiroki SOKUOKA
3
,
Toshihiro MISUMI
4
1国立がん研究センター東病院 医薬品開発推進部門 医薬品開発推進部 部長
2同トランスレーショナルリサーチ支援室 主任研究員
3同トランスレーショナルリサーチ支援室 研究員
4同データサイエンス部 部長
キーワード:
診療ガイドライン
,
レセプト
,
DPC
,
電子カルテ(EHR)
,
レジストリ
Keyword:
診療ガイドライン
,
レセプト
,
DPC
,
電子カルテ(EHR)
,
レジストリ
pp.59-62
発行日 2026年4月4日
Published Date 2026/4/4
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297010059
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薬事申請や市販後安全対策を目的としないその他のリアルワールドエビデンス(RWE)は,診療ガイドラインの作成,アカデミア主導研究,医療実態の把握など,臨床現場での意思決定や研究推進を目的として活用されている.このようなRWEは,薬事利用を前提としたデータとは異なり,構築段階での制度的要件や品質管理の仕組みが必ずしも整備されていない場合が多い.そのため,データ利活用の目的や分析手法に応じて,求められる「適合性(relevance)」および「信頼性(reliability)」の基準を現実的に設定することが重要である.本稿では,診療報酬請求データ(レセプト・DPC),電子カルテ(EHR)データ,レジストリデータを例に,それぞれの特性を踏まえた適合性・信頼性の考え方を整理し,既存データベースを活用する際の実務上の留意点を示す.

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