Japanese
English
TOPICS 産科学・婦人科学
フソバクテリウム細菌感染は子宮内膜症の発症を誘導する
Fusobacterium infections facilitates the development of endometriosis
鈴木 美穂
1
,
村岡 彩子
1
,
近藤 豊
1
Miho SUZUKI
1
,
Ayako MURAOKA
1
,
Yutaka KONDO
1
1名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍生物学
pp.143-144
発行日 2024年10月12日
Published Date 2024/10/12
DOI https://doi.org/10.32118/ayu291020143
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子宮内膜症の症状と発症の原因
子宮内膜症は,生殖年齢の女性約10%に発症する慢性疾患で,子宮外部に子宮内膜組織が増殖し,骨盤痛や不妊などの複数の症状を引き起こす.その疾患発症メカニズムは,子宮内膜剝離組織が月経血とともに卵管を介して腹腔内へ逆流することが一要素と考えられているが,まだ完全には明らかにされていない.
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