FORUM 日本型セルフケアへのあゆみ・第24回
進行がんのセカンドオピニオン
児玉 龍彦
1,2,3
1東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトリーダー
2日本セルフケア推進協議会業務執行理事
3日本在宅がん療養財団代表理事・会長
pp.340-344
発行日 2024年7月27日
Published Date 2024/7/27
DOI https://doi.org/10.32118/ayu290040340
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POINT
●がんが進行し,治療の効果が実感できなくなると,患者は現在の治療を続けてよいのかと不安を覚え,医師との信頼関係にも影響を及ぼすケースが増えてくる.
●一方で,ネット上には科学的根拠に乏しいがん治療の広告が溢れており,信頼できる情報を得るためにどこに相談すればよいかわからない患者もいるだろう.
●進行がんに対するチーム治療が一般的となったいま,セカンドオピニオンの制度を活用することはよりよい治療方針を立てるうえで役に立つ.
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