Japanese
English
第1土曜特集 膠原病のすべて
膠原病の治療の進歩
膠原病治療における免疫抑制薬の現状と展望
Current status and prospects of immunosuppressive drugs in the treatment of collagen disease
川畑 仁人
1
Kimito KAWAHATA
1
1聖マリアンナ医科大学リウマチ・膠原病・アレルギー内科
キーワード:
膠原病
,
免疫抑制薬
,
開発の方向性
Keyword:
膠原病
,
免疫抑制薬
,
開発の方向性
pp.380-386
発行日 2024年2月3日
Published Date 2024/2/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28805380
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
膠原病治療には現在,グルココルチコイド(GC)や免疫抑制薬,生物学的製剤,低分子化合物など種々の薬剤が用いられている.さらに近年では抗線維化薬も登場し,免疫系以外に作用点を有する薬剤も使用されるようになってきた.また関節リウマチ(RA)治療では,従来型合成抗リウマチ薬として免疫抑制作用が顕著ではない,主にRAにおいてのみ用いられる薬剤がある.本稿では現状の薬剤について概説した後,今後の免疫抑制薬の開発方向性や使用法の変化などの展望につき述べたい.
Copyright © 2024 Ishiyaku Pub,Inc. All Rights Reserved.