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                                第1土曜特集 老化を標的とした疾患予防・治療
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    各論
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    低分子化合物による老化細胞除去の現状と未来
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    Removal of senescent cells by small molecules
                                     ――Current status and future perspectives
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                大森 徳貴
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                城村 由和
                                            
                                            2,3
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Satotaka OMORI
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Yoshikazu JOHMURA
                                            
                                            2,3
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                  1ブロード研究所
                
                
                  2金沢大学がん進展制御研究所がん・老化生物学研究分野
                
                
                  3金沢大学新学術創成研究機構老化統合システム研究ユニット
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            キーワード: 
                            
                                
                                    低分子化合物
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    グルタミナーゼ
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    機械学習
                                
                                
                            
                        
                
                            Keyword: 
                            
                                
                                    低分子化合物
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    グルタミナーゼ
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    機械学習
                                
                                
                            
                        
                
                pp.356-361
                
                
                
                  発行日 2023年11月4日
                  Published Date 2023/11/4
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.32118/ayu28705356
                
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さまざまな加齢性疾病に老化細胞が関与していることが明らかになったことにより,老化細胞は創薬ターゲットとして注目を集め,約10年間で老化細胞の除去を目的としたさまざまな低分子化合物の探索が行われてきている.開発期初期では特に老化細胞が持つ抗アポトーシス性経路をターゲットにした創薬が試みられてきた.近年では解析技術が発達し,RNA発現だけでなくタンパク質発現や代謝経路の変化も捉えられる,いわゆるマルチオミックス解析が行われるようになり,老化細胞除去の新たな標的がみつかっている.さらに,機械学習による低分子化合物の探索も行われてきており,新たな老化細胞除去の低分子化合物が見つかってきているとともに,さまざまなデータを組み合わせることで,今後,さらにより安全かつ効果的なものが生まれることが期待される.

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