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連載 救急で出会ったこんな症例――マイナーエマージェンシー対応のススメ・Vol.13
皮下異物,筋肉内異物診療の実際
-――異物迷入をどうするか?
Practical treatment of subcutaneous and intramuscular foreign bodies
――How to evaluate and treat soft tissue injuries with foreign bodies
安藤 治朗
1
,
松村 福広
1,2
Jiro ANDO
1
,
Tomohiro MATSUMURA
1,2
1自治医科大学整形外科
2自治医科大学救急医学
キーワード:
異物
,
皮下異物
,
筋肉内異物
Keyword:
異物
,
皮下異物
,
筋肉内異物
pp.223-229
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28603223
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◎挫創,裂創,切創などの軟部組織外傷は外来診療でよく遭遇する外傷である.軟部組織損傷の診療にあたる際には異物の存在を常に留意することが肝要である.異物となる多くの物質は単純X線写真やCT画像で描出されるが,一部の木材やプラスチックなど描出できない物質があることに留意する.異物の評価や除去において,対応に困った場合は決して無理をせずに適切に対応できる経験豊富な医師に相談し診療にあたるべきである.
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