特集 境界領域の診療
耳鼻咽喉科的疾患 耳内異物、鼻腔異物
勝沼 紗矢香
1
,
大津 雅秀
1兵庫県立こども病院 耳鼻咽喉科
キーワード:
異物
,
外耳道
,
耳疾患
,
鼻疾患
,
紹介と相談
,
耳鼻咽喉科医
,
電池
Keyword:
Foreign Bodies
,
Nose Diseases
,
Otolaryngologists
,
Referral and Consultation
,
Ear Diseases
,
Ear Canal
pp.1373-1376
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020041478
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<Key Points>(1)耳内(外耳道)異物、鼻腔異物のほとんどが視診で診断できる。診断には最低限の器具を要する。(2)緊急性の判断が重要である(ボタン型電池、鼻腔内の2個以上の磁石は緊急性が高い)。(3)異物摘出には、苦痛や恐怖が伴わない、組織損傷の可能性が低い、一度で確実に摘出できる方法を採用する。
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