Japanese
English
連載 救急で出会ったこんな症例――マイナーエマージェンシー対応のススメ・Vol.2
海でのトラブル
-――毒と棘
Marin accidents
――Toxin and stings
鷹栖 相崇
1
Tomotaka TAKANOSU
1
1自治医科大学医学部救急医学講座・救命センター
キーワード:
海洋生物
,
ウニ
,
クラゲ
,
魚
,
ビブリオ・バルニフィカス
,
刺傷
Keyword:
海洋生物
,
ウニ
,
クラゲ
,
魚
,
ビブリオ・バルニフィカス
,
刺傷
pp.901-906
発行日 2023年3月18日
Published Date 2023/3/18
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28411901
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◎移動の多様化により海洋生物の刺傷は海がない地域でも散見されるようになった.ほとんどのケースは刺胞除去とお湯での創部浸水で対応ができる.しかしハブクラゲのような一部種類にはお酢による刺胞抑制が推奨されているため注意が必要である.また海洋での刺傷部位からの感染症はビブリオ感染症などにより重症化する危険があるため,基礎疾患の確認と定期的な外来フォローを行うことが推奨される.
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