Japanese
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TOPICS 癌・腫瘍学
がん遺伝子パネル検査の患者検体を用いたパイロット技能試験
Pilot proficiency testing for assessing cancer gene panel testing using patient samples
前川 真人
1
Masato MAEKAWA
1
1浜松医科大学医学部臨床検査医学
pp.157-158
発行日 2022年10月8日
Published Date 2022/10/8
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28302157
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がん遺伝子パネル検査の質保証
がんゲノム医療として,数多くの遺伝子変異を一度に包括的に検査する次世代シークエンサー(next generation sequencer:NGS)を用いたパネル検査によって,患者ごとの有効な薬剤の選択などに用いられるようになってきた.スキームには,ゲノム解析(ゲノム検査)の質確保は必要不可欠であり,また2018年12月の医療法改正によって,臨床検査の質保証の義務が課されるようになった.元来,臨床検査は精確な結果を出すことが一義的に必要であり,それを実践するために筆者らは,「がん遺伝子パネル検査の品質・精度の確保に関する基本的考え方」を発出した1).
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