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第1土曜特集 AIホスピタルの社会実装
国立成育医療研究センターにおけるAIホスピタルの取り組み
AI hospital in National Center for Child Health and Development
中村 和昭
1
,
五十嵐 隆
2
Kazuaki NAKAMURA
1
,
Takashi IGARASHI
2
1国立成育医療研究センター研究所薬剤治療研究部/AI推進室
2国立成育医療研究センター理事長
キーワード:
人工知能(AI)
,
AIホスピタル
,
小児・周産期
,
biopsychosocial
Keyword:
人工知能(AI)
,
AIホスピタル
,
小児・周産期
,
biopsychosocial
pp.953-958
発行日 2022年9月3日
Published Date 2022/9/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28210953
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近年,機械学習(ML)などの,いわゆる人工知能(AI)が搭載された医療・診断支援のためのプログラム開発が世界中で行われている.一方で,成人では使うことができたAI診断支援技術などがそのまま子ども,あるいは妊婦にも適応できるわけではなく,子どもや妊婦に対応できる小児・周産期医療の現場に合ったAI技術の開発が必要である.国立成育医療研究センターでは現在,戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)のひとつである「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」研究事業に参画し,小児・周産期医療の観点から,医療現場におけるAI技術の必要性と課題を踏まえ,AI技術の実証研究を進めている.今後,小児・周産期領域で活用可能なAI技術が開発され,医療現場に実装されることが期待される.
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