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特集 敗血症診療を知る――J-SSCG2020のポイント
急性腎障害・血液浄化療法
Acute kidney injury and blood purification
土井 研人
1
Kent DOI
1
1東京大学大学院医学系研究科救急科学
キーワード:
腎代替療法
,
開始時期
,
エンドトキシン吸着療法
Keyword:
腎代替療法
,
開始時期
,
エンドトキシン吸着療法
pp.1172-1174
発行日 2021年12月25日
Published Date 2021/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/ayu279121172
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「日本版敗血症診療ガイドライン2016(J-SSCG2016)」が発表された後には,腎代替療法(RRT)開始時期に関する臨床研究とエンドトキシン吸着療法に関する新たな臨床研究が報告されており,「日本版敗血症診療ガイドライン2020(J-SSCG2020)」における急性腎障害(AKI)・血液浄化療法においても,これらの新たなエビデンスに基づき推奨の変更がなされている.敗血症性AKIに対して早期にRRTを開始すること,敗血症性ショックに対してエンドトキシン吸着療法を行うこと,いずれも益が害を上回るとは判断されなかった.
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