Japanese
English
TOPICS 社会医学
高齢者における通院中の医療機関数と多剤併用の関連
Number of consulting medical institutions and risk of polypharmacy in community-dwelling older people:a cross-sectional study in Japan
鈴木 俊輝
1
,
岩上 将夫
2
,
田宮 菜奈子
2,3
Toshiki SUZUKI
1
,
Masao IWAGAMI
2
,
Nanako TAMIYA
2,3
1筑波大学医学群医学類
2筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野
3筑波大学ヘルスサービス開発センター
pp.779-780
発行日 2021年8月28日
Published Date 2021/8/28
DOI https://doi.org/10.32118/ayu27809779
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多剤併用(ポリファーマシー)は,とくに高齢者における薬物有害事象,入院,死亡と関連することが知られている1-5).先行研究によると,とくに6種類以上の服薬で薬物有害事象の頻度が有意に増加すると報告されている6).日本では,患者が医療機関を自由に受診できるため,複数の医療機関にかかり,それぞれで処方を受けることが,多剤併用になる原因のひとつではないかと考えられる.
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