特集 褥瘡 UPDATE エキスパートのための最新情報と栄養療法
(Part 7)合併症のある褥瘡患者の栄養ケア 認知症高齢者の褥瘡治療・予防における問題点と対策
吉田 貞夫
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1ちゅうざん会ちゅうざん病院 リハビリテーション科
キーワード:
褥瘡性潰瘍
,
認知症
,
栄養管理
Keyword:
Pressure Ulcer
,
Dementia
,
Nutrition Therapy
pp.987-992
発行日 2021年5月25日
Published Date 2021/5/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2021242792
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<Key Point>・超高齢社会が進行し、認知症高齢者が増加している。・認知症はADL低下、介護量増加の原因となり、褥瘡発症、治癒遷延のリスク要因となる。・認知症高齢者は、低栄養、サルコペニア、フレイル、慢性疾患などを合併することが多い。・認知症の原因疾患には、アルツハイマー病、脳血管障害、Lewy小体型認知症などがあり、それぞれ症状や対応法が異なる。・食事摂取量が減少している場合、その原因を評価し、適切な対応を行うことが大切である。
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