特集 これで安心!危機的出血の輸血戦略
臨床現場から輸血部に求めること 麻酔科医の立場から
香取 信之
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1東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座
キーワード:
医師の役割
,
血液凝固検査
,
血漿
,
出血
,
Fibrinogen
,
線維素溶解
,
専門職間人間関係
,
輸血
,
病院在庫管理
,
麻酔科医
,
ポイントオブケア検査
,
新鮮凍結血漿
,
Cryoprecipitate
Keyword:
Blood Transfusion
,
Blood Coagulation Tests
,
Fibrinogen
,
Fibrinolysis
,
Inventories, Hospital
,
Plasma
,
Plasma
,
Physician's Role
,
Anesthesiologists
,
Point-of-Care Testing
,
Hemorrhage
,
Interprofessional Relations
pp.1062-1067
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023000043
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危機的出血では外科的出血だけでなく凝固障害による出血も加わり,急速に出血量が増加する.危機的出血の管理においては,迅速なpoint of care検査による凝固異常の鑑別診断と適切な輸血療法が必要である.血液製剤の確保と迅速な投与が生命予後に影響するため,手術室と輸血部双方の状況を共有し状況に応じて的確に判断することが求められる.
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