基礎講座
手術時における凝固検査の基本
藤森 祐多
1
1慶応義塾大学医学部附属病院 臨床検査技術室
キーワード:
部分トロンボプラスチン時間
,
プロトロンビン時間
,
トロンボエラストグラフィー
,
血液凝固検査
,
血漿
,
術中管理
,
術前評価
,
Fibrinogen
,
アルゴリズム
,
新鮮凍結血漿
Keyword:
Thrombelastography
,
Blood Coagulation Tests
,
Fibrinogen
,
Algorithms
,
Plasma
,
Plasma
,
Prothrombin Time
,
Partial Thromboplastin Time
,
Intraoperative Care
pp.1001-1005
発行日 2022年9月15日
Published Date 2022/9/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022301796
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◎周術期に実施される凝固検査はプロトロンビン時間(PT)、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)、フィブリノゲンである。◎術前の凝固検査は出血リスクの存在を確認するための検査であり、術中は新線凍結血漿の投与決定のために実施される。◎従来の凝固検査は結果が出るまでに時間を要するため、近年はPOCTとして血液粘弾性検査が注目されている。
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