特集 血液検査で偽高値・偽低値に遭遇!その時あなたはどうしますか?
事例をもとに解釈・対応を学ぼう 検体凝固による血小板数偽低値
有賀 祐
1
1国立がん研究センター中央病院 臨床検査科
キーワード:
血液凝固
,
血小板計数
,
検体取り扱い法
,
検査予測値
Keyword:
Blood Coagulation
,
Predictive Value of Tests
,
Platelet Count
,
Specimen Handling
pp.1230-1233
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022034450
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凝固している末梢血検体の血算は、分析装置で測定できたとしても得られた値は正確ではありません。測定項目のなかで血小板数への影響が顕著であるために、血小板数は検体凝固の有無を把握するうえで第一に確認したい項目ととらえられます。本稿では、事例をもとに基本的なポイントをおさえながらその対応方法について解説します。
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