Japanese
English
特集 困ってしまう顔の皮疹
臨床例
形質細胞性口唇炎の2例
Two cases of plasma cell cheilitis
小島 豪
1
,
金子 高英
1
,
髙森 建二
2
,
須賀 康
1
Go Kojima
1
,
Takahide Kaneko
1
,
Yasushi Suga
2
,
Kenji Takamori
1
1順天堂大学医学部附属浦安病院皮膚科
2順天堂大学
1Department of Dermatology, Juntendo University Urayasu Hospital
2Juntendo University
キーワード:
形質細胞性口唇炎
,
開口部形質細胞症
,
カルシニューリン阻害外用薬
,
ステロイド外用薬
Keyword:
形質細胞性口唇炎
,
開口部形質細胞症
,
カルシニューリン阻害外用薬
,
ステロイド外用薬
pp.457-461
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003814
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・異なる臨床像を有する形質細胞性口唇炎(plasma cell cheilitis:PCC)の2例を経験した.
・腫瘤形成,口唇腫脹など臨床所見は多彩であり,病理組織学的診断が必要である.
・治療はステロイド外用薬,カルシニューリン阻害外用薬のいずれも奏効する可能性がある.
・炎症を伴う口唇の難治性病変をみた際には本症を想起する.
(「症例のポイント」より)
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