Japanese
English
特集 皮下硬結を呈する皮膚病
臨床例
多発性の皮下硬結を契機に発見された後腹膜平滑筋肉腫
A rare case of multiple skin metastases from retroperitoneal leiomyosarcoma
坂口 裕美
1
,
金子 高英
1
,
髙森 建二
1
,
須賀 康
1
Hiromi Sakaguchi
1
,
Takahide Kaneko
1
,
Kenji Takamori
1
,
Yasushi Suga
1
1順天堂大学医学部附属浦安病院皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Juntendo University Urayasu Hospital
キーワード:
皮膚転移
,
後腹膜平滑筋肉腫
,
後腹膜腫瘍
Keyword:
皮膚転移
,
後腹膜平滑筋肉腫
,
後腹膜腫瘍
pp.1087-1091
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003100
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
・患者は体幹,四肢に多発する皮下硬結を主訴に来院した.
・皮膚生検した組織の病理検査,免疫組織検査の結果,平滑筋肉腫(leiomyosarcoma:LS)と診断された.
・診断後には皮膚,皮下原発だけではなく,転移性の可能性も考慮して各種の画像検査を施行したところ,後腹膜に原発巣を同定した.
・LSの皮膚転移はまれであるが,他診療科との協力体制のもと,全身検索を丁寧に行う必要がある.
(「症例のポイント」より)
Copyright © 2022, KYOWA KIKAKU Ltd. All rights reserved.