Japanese
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特集 手足の皮膚病
臨床例
ホジキンリンパ腫患者の手掌に多発した環状肉芽腫
Granuloma annulare on the palms of a patient with Hodgkin's lymphoma
山本 美友貴
1
,
山本 俊幸
1
Miyuki Yamamoto
1
,
Toshiyuki Yamamoto
1
1福島県立医科大学皮膚科学講座
1Department of Dermatology, Fukushima Medical University
キーワード:
環状肉芽腫
,
手掌
,
悪性リンパ腫
,
自然消褪
Keyword:
環状肉芽腫
,
手掌
,
悪性リンパ腫
,
自然消褪
pp.622-625
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002971
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・悪性リンパ腫を疑い精査中の患者に,環状肉芽腫(granuloma annulare:GA)が生じた.
・発症部位としてまれな手掌に限局して,痒みや痛みを伴う環状肉芽腫が多発した.
・生検後7カ月で皮疹は自然消褪したが,末梢血のリンパ球減少と相関してみられた.
・まれな部位に生じ,痒みや痛みを伴うGAは悪性腫瘍の存在を示唆する.
(「症例のポイント」より)
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