Japanese
English
特集 血管性腫瘍
臨床例
診察時には消褪していたためrapidly involuting congenital hemangioma(RICH)を考えた例
A case of suspected rapidly involuting congenital hemangioma (RICH) that had already disappeared at the time of examination
佐藤 文子
1
,
角田 孝彦
2
Fumiko Sato
1
,
Takahiko Tsunoda
2
1もんま内科皮ふ科医院
2山形市立病院済生館皮膚科
1Momma Internal Medicine and Dermatology Clinic
2Department of Dermatology, Yamagata City Hospital SAISEIKAN
キーワード:
出生時
,
血管腫
,
自然消褪
Keyword:
出生時
,
血管腫
,
自然消褪
pp.316-319
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002457
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・出生時からみられた皮下の血管腫で,約2カ月で完全消失した.臨床からrapidly involuting congenital hemangioma(RICH)と診断した.
・RICHは6~14カ月の間に自然消褪するとされているが,過去の報告において,1年前後かけて消褪していく症例では余剰皮膚を残した例が多くみられた.
・血管腫の大きさや消褪していく期間によって,RICHでも痕が残る可能性があると考えられた.
(「症例のポイント」より)
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