Japanese
English
特集 新時代を迎えたアトピー性皮膚炎
臨床例
乾癬やアトピー性皮膚炎への生物学的製剤使用による臨床像の変化
Changes of clinical features by using biologics in psoriasis and atopic dermatitis
長野 有花子
1
,
波部 幸司
1
,
山中 恵一
1
Yukako Nagano
1
,
Koji Habe
1
,
Keiichi Yamanaka
1
1三重大学医学部附属病院皮膚科
1Department of Dermatology, Mie University Hospital
キーワード:
乾癬
,
アトピー性皮膚炎
,
生物学的製剤
Keyword:
乾癬
,
アトピー性皮膚炎
,
生物学的製剤
pp.878-881
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002159
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
・乾癬やアトピー性皮膚炎(atopic dermatitis:AD)に対して生物学的製剤投与中に,原疾患とは異なる免疫profileの病態が出現した2例を報告する.
・Th1,Th2,Th17,制御性T細胞(Treg)で保たれている4方向の免疫バランスが,生物学的製剤投与により変化・修飾されることで,他の疾患が発症,あるいは既存の疾患が顕在化する可能性が考えられる.
・現段階では不明な点も多く,今後症例の蓄積,精査が必要である.
(「症例のポイント」より)
Copyright © 2020, KYOWA KIKAKU Ltd. All rights reserved.