Japanese
English
特集 よくみる疾患 common skin disease
展望
NDBオープンデータを用いたcommon skin disease研究の展望
Future prospects of Open Data of the National Database of Health Insurance Claims and Specific Health Checkups of Japan for the study of common skin diseases
宮地 秀明
1
,
吉村 健佑
2
Hideaki Miyachi
1
,
Kensuke Yoshimura
2
1千葉大学医学部附属病院皮膚科
2千葉大学医学部附属病院次世代医療構想センター
1Department of Dermatology, Chiba University Hospital
2Center for Next Generation of Community Health, Chiba University Hospital
キーワード:
NDB
,
NDBオープンデータ
,
レセプト情報
,
ビッグデータ
,
リアルワールドデータ
Keyword:
NDB
,
NDBオープンデータ
,
レセプト情報
,
ビッグデータ
,
リアルワールドデータ
pp.274-282
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000001986
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
「医療ビッグデータ」に基づく医学研究推進の重要性は,現在広く認知されるようになった.2008年の「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づいて整備されたレセプト情報・特定健診等情報データベース(National Database of Health Insurance Claims and Specific Health Checkups of Japan:NDB)は,厚生労働省により構築・運用されており,2016年からは「NDBオープンデータ」として一般公開されている.本稿では,NDBを有効活用するために必要な知識として,レセプト情報の特徴とNDBオープンデータの概要を紹介した後,common skin disease研究として具体例を提示し,NDBオープンデータを用いた研究の展望を述べる.
(「はじめに」より)
Copyright © 2020, KYOWA KIKAKU Ltd. All rights reserved.