Japanese
English
特集 医療現場における皮膚障害
臨床例
緑内障の点眼液による接触皮膚炎の2例
Two cases of contact dermatitis due to eye-drops for glaucoma
角田 孝彦
1
,
佐藤 文子
1
,
大村 眞
2
,
佐々木 五月
3
,
小幡 仁子
4
Takahiko Tsunoda
1
,
Fumiko Sato
1
,
Makoto Ohmura
2
,
Satsuki Sasaki
3
,
Jinko Obata
4
1山形市立病院済生館皮膚科
2山形市立病院済生館眼科
3佐々木医院
4小幡皮膚科医院
1Department of Dermatology, Yamagata City Hospital Saiseikan
2Department of Opthalmology, Yamagata City Hospital Saiseikan
3Sasaki Clinic
4Obata Dermatology Clinic
キーワード:
接触皮膚炎
,
点眼液
,
緑内障
Keyword:
接触皮膚炎
,
点眼液
,
緑内障
pp.226-229
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000001967
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・近年新しい機序の緑内障の点眼液が発売され現在5系統の薬剤と配合剤がある.
・ROCK(rho-associated coiled-coil-containing protein kinase)阻害薬のリパスジル塩酸塩水和物点眼液による接触皮膚炎を2例経験した.
・患者2はスクラッチパッチテストでβブロッカーのチモロールマレイン酸塩とベンザルコニウム塩化物液も陽性であった.
・患者2はPSL30mg内服中に製品のスクラッチパッチテストを行い陽性が得られた.
(「症例のポイント」より)
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