治療
巨大色素性母斑に対する形成外科的治療
山脇 聖子
1
1福井赤十字病院形成外科
キーワード:
巨大色素性母斑
,
キュレッティング
,
エキスパンダー
Keyword:
巨大色素性母斑
,
キュレッティング
,
エキスパンダー
pp.488-494
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000968
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巨大色素性母斑は2~5万出生に1人の発生率1, 2)で,女児にやや多く,成長とともに皮膚の獣皮様変化をきたすため,整容性が問題となることに加え,若年期における悪性化の危険性から早期切除が推奨されている.しかし,母斑細胞は皮下脂肪織にまで及ぶとされており,全切除は困難な症例も少なくない. われわれは,このような巨大色素性母斑に対して新生児期から治療を開始しているので,その方法と結果について報告する.(「はじめに」より)
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