特集 原因が明らかになった皮膚病
臨床例
骨髄異形成症候群に伴った環状紅斑
山本 真有子
1
,
中島 英貴
,
池野 史典
,
佐野 栄紀
1高知大学 医学部皮膚科学教室
キーワード:
Azacitidine
,
骨髄異形成症候群
,
再発
,
鑑別診断
,
生検
,
免疫組織化学
,
紅斑-環状
Keyword:
Azacitidine
,
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Immunohistochemistry
,
Myelodysplastic Syndromes
,
Recurrence
pp.165-168
発行日 2018年2月1日
Published Date 2018/2/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2018215407
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<症例のポイント>再燃を繰り返す環状紅斑を呈した。骨髄異形成症候群(MDS)を合併しており、皮疹が基礎疾患の診断契機となった。皮疹はMDSの治療後も再燃を繰り返した。病理組織学的に血管周囲に幼若な顆粒球が浸潤しており、MDSとの関連が示唆された。
Copyright© 2018 KYOWA KIKAKU Ltd. all rights reserved.