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乾癬の病態理論と治療の変遷
小宮根 真弓
1
1自治医科大学 皮膚科学教室
キーワード:
角化細胞
,
乾癬
,
樹状細胞
,
生物学的製剤
,
T細胞
Keyword:
Biological Products
,
Dendritic Cells
,
Psoriasis
,
T-Lymphocytes
,
Keratinocytes
pp.1236-1241
発行日 2017年12月1日
Published Date 2017/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2018134041
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乾癬の病態は,まだまだ未解明な部分は多いが,ここ10年ほどの間での,分子生物学,免疫学の進歩とトランスレーショナルリサーチの発展に伴って,急速に深化をとげた.同時に,病態に深く関与するサイトカインをターゲットにした抗体療法や,その下流のシグナルを抑制する分子標的薬の開発が一気に進んだ.この項では,乾癬の病態理論が,どのように発展深化し,治療がどのように変遷したかについて,その概略を述べる.(「はじめに」より)
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