特集 顔の腫瘍(悪性腫瘍)
臨床例
primary cutaneous myxoid spindle cell squamous cell carcinoma
松島 由明
1
,
波部 幸司
,
山中 恵一
,
水谷 仁
,
今井 裕
,
渡邉 昌俊
1三重大学 医学部皮膚科学教室
キーワード:
外来手術
,
顔面腫瘍
,
出血
,
生検
,
皮膚疾患-顔面
,
皮膚腫瘍
,
扁平上皮癌
,
皮膚外科
,
紡錘細胞
Keyword:
Ambulatory Surgical Procedures
,
Carcinoma, Squamous Cell
,
Biopsy
,
Facial Dermatoses
,
Facial Neoplasms
,
Hemorrhage
,
Skin Neoplasms
,
Dermatologic Surgical Procedures
pp.949-952
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2017342193
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<症例のポイント>高齢者の顔面は有棘細胞癌(SCC)をはじめとする皮膚腫瘍の好発部位である。SCCにはまれではあるが多様なsubtypeが存在する。自験例では粘液産生を伴う紡錘形細胞を中心としたSCCであり、その報告は非常にまれである。紡錘形細胞を有する皮膚腫瘍はいくつか存在するので、その鑑別にはH-E染色だけでなく免疫染色も併せて検討することが有用である。
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