特集 接触皮膚炎-2017
臨床例
キュウリの葉による接触皮膚炎
太田 多美
1
,
馬渕 智生
1東海大学 医学部専門診療学系皮膚科学
キーワード:
Histamine Antagonists
,
Steroids
,
毛
,
鑑別診断
,
多剤併用療法
,
経口投与
,
経皮投与
,
キュウリ
,
皮膚炎-刺激性
,
丘疹
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Administration, Oral
,
Diagnosis, Differential
,
Drug Therapy, Combination
,
Histamine Antagonists
,
Hair
,
Steroids
,
Dermatitis, Irritant
,
Cucumis sativus
pp.743-746
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2017304606
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<症例のポイント>キュウリはウリ科の植物で、即時型アレルギーの報告例が散見される。健常人5人にキュウリの葉のパッチテストを施行したところ、2名が陽性だった。自験例、健常人2名は、葉そのものには陽性であったがすりつぶした葉には陰性であった。キュウリの葉に生えている棘毛による刺激性の接触皮膚炎と考えた。
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