特集 小児泌尿器外科疾患の手術
単純性腎囊胞
髙田 斉人
1
,
青木 光
2
,
門久 政司
3
,
高松 由布子
1
,
堀池 正樹
1
Narito Takada
1
,
Hikaru Aoki
2
,
Masashi Kadohisa
3
,
Yuko Takamatsu
1
,
Masaki Horiike
1
1大阪赤十字病院小児外科
2神奈川県立こども医療センター外科
3京都大学医学部付属病院小児外科
pp.447-451
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001543
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はじめに
単純性腎囊胞は近年の超音波検査をはじめとする画像診断法の普及で,小児臨床の場においても偶然発見される機会が増えてきた。無症状の単純性腎囊胞に対して積極的な治療を行う必要性については意見の分かれるところだが1),腎実質の圧迫や尿路の通過障害をきたすような大きい囊胞,また保存治療である硬化療法が奏効しなかった場合などは,外科治療の対象になるという報告が散見される。

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