特集 停留精巣
停留精巣における精巣捻転:乳幼児期についての検討
竜田 恭介
1
,
濵田 洋
1
,
上村 哲郎
1
Kyousuke Tatsuta
1
,
Hiroshi Hamada
1
,
Tetsuro Kamimura
1
1地域医療推進機構(JCHO)九州病院小児外科
pp.1257-1260
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001401
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はじめに
停留精巣では通常位置の精巣と比較して精巣捻転を10倍起こしやすいとされ1),精巣温存率も低いとされている2,3)。本来,妊孕性低下が停留精巣に対する外科治療の目的の一つであるにもかかわらず,その前に捻転により精巣を喪失する事態は極力避けなければならない。今回,両側停留精巣手術待機中に右精巣の捻転をきたし,摘出を余儀なくされた1例を経験した。自験例の報告および停留精巣捻転に関する文献的考察,至適手術時期の検討について報告する。

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