特集 ロボット支援手術
腎盂形成術
佐藤 雄一
1
,
桐花 悠介
1
,
長谷川 暁久
1
,
吉田 祐樹
1
,
今井 仁美
1
,
松岡 香菜子
1
,
星 誠二
1
,
小島 祥敬
1
Yuichi Sato
1
,
Yusuke Kirihana
1
,
Akihisa Hasegawa
1
,
Yuki Yoshida
1
,
Hitomi Imai
1
,
Kanako Matsuoka
1
,
Seiji Hoshi
1
,
Yoshiyuki Kojima
1
1福島県立医科大学医学部泌尿器科学講座
pp.562-565
発行日 2023年5月25日
Published Date 2023/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000454
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はじめに
先天性水腎症は,腎盂・腎杯および尿管を含む尿路が先天的に拡張した病態を指し,胎児超音波検査の進歩と普及により,多くが無症候性水腎症として発見されるようになった。原因として,腎盂尿管移行部通過障害(ureteropelvic junction obstruction:UPJO)が最も頻度が高く,「小児先天性水腎症(腎盂尿管移行部通過障害)診療手引き2016」に先天性水腎症および無症候性水腎症の診療アルゴリズム,特にUPJOの診断,治療法などが解説されている1)。
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