特集 巨大臍帯ヘルニア治療update
腹壁閉鎖困難例に対するcomponent separation technique(CST)の応用
内視鏡補助下CST
石井 惇也
1
Junya Ishii
1
1東京女子医科大学小児外科
pp.1217-1219
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000315
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はじめに
Component separation technique(CST)は人工物を用いずに巨大腹壁欠損孔を閉鎖可能な術式であるが,広範囲な皮下剝離による微小血管損傷から皮弁壊死や皮下膿瘍などが問題とされており,文献によっては術後の40%の症例でなんらかの合併症が起こるといわれている1,2)。
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