特集 医療的ケア児支援と在宅医療
間欠導尿を必要とする児の就園・就学における問題点
松野 大輔
1
,
鈴木 香織
2
,
中江 絵美
3
,
堂前 有香
4
Daisuke Matsuno
1
,
Kaori Suzuki
2
,
Emi Nakae
3
,
Yuka Dohmae
4
1千葉県こども病院泌尿器科
2千葉県こども病院こども・家族支援センター皮膚・排泄ケア認定看護師
3千葉県こども病院看護局皮膚・排泄ケア認定看護師
4千葉県こども病院こども・家族支援センター小児看護専門看護師
pp.516-520
発行日 2022年5月25日
Published Date 2022/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000129
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はじめに
清潔間欠（自己）導尿〔clean intermittent〈self〉catheterization：CI（S）C〕は表11）に示す多様な疾患・状態に対して，上部尿路障害や尿失禁を防ぐ目的で行われる保存的尿路管理である。CI（S）Cはこれらの疾患・状態をもつ児にとっては非常に画期的，かつ長期にわたってその有用性が確立されている管理方法である2）。
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