特集 医療的ケア児支援と在宅医療
青森県での小児過疎地域での取り組み
網塚 貴介
1
,
大瀧 潮
1
,
三上 了右
2
,
奥寺 さおり
3
Takasuke Amizuka
1
,
Ushio Otaki
1
,
Ryosuke Mikami
2
,
Saori Okudera
3
1青森県立中央病院成育科
2八戸市立市民病院小児科
3八戸市立市民病院小児看護専門看護師
pp.472-475
発行日 2022年5月25日
Published Date 2022/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000120
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Ⅰ.青森県における医療的ケア児支援に関する現状
青森県は令和元(2019)年時点の人口が124.9万人で,全国でも出生数減少率の高い県の一つである。二次医療圏としては,青森,八戸,津軽,上十三,西北五,下北の6圏域から構成され,青森市(人口27.6万),八戸市(22.4万),弘前大学のある弘前市(16.7万)を含む3圏域に多い。冬には日本海側を中心として積雪量が非常に多く,下北地域は地吹雪で時に「陸の孤島」となることがある。
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