特集 医療的ケア児を支える・つなぐ─医療・教育・福祉の最新事情
各論 ケアを知る
重症心身障害を伴う医療的ケア児における24時間の姿勢ケアの意義─急性期病院における多職種・他施設連携の重要性
岡村 綾子
1
Ryoko Okamura
1
1旭川医科大学病院リハビリテーション部
pp.1068-1071
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000003103
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はじめに
周産期医療の進歩により救命される児が増加する一方で,新生児集中治療室(NICU)退院後も継続的な医療的ケアを要する児が増え,在宅での包括的支援が求められている1)。なかでも自発的な運動制限を伴う重症心身障害児(重症児)において,二次的障害の予防は生命予後やQOL(quality of life)を左右するきわめて重大な課題である2)。とくに日々の24時間を通した姿勢ケアは,児の身体的・精神的・社会的発達を促し,生涯を支える不可欠な基盤となる。

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