特集 小児科医ができるアドボカシー活動~こどものこえを社会のこえにするために小児科医ができること~
地域レベルのアドボカシー―こどもの課題を地域で取り組む
地方公共団体が取り組むアドボカシー
小倉 加恵子
1,2,3
OGURA Kaeko
1,2,3
1鳥取県子ども家庭部
2鳥取県倉吉保健所
3国立成育医療研究センター
pp.1599-1603
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001145
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はじめに
アドボカシーとは,擁護・代弁,支持・表明,唱導といった意味をもつと同時に,社会的システムや制度等の決定に影響を与えるための活動という意味もある。地方公共団体において,こどもの権利を守り,こどもの最善の利益を優先するために,アドボカシーのもつこれらの意味をふまえた「こどもアドボカシー」をどのように実践しているか,ここでは2つの流れを紹介する。
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