特集 How to Follow-up―ハイリスク児フォローアップの必修知識2023
疾患別・領域別のフォローアップ
退院時にみられる疾患・合併症のフォローアップ
口唇口蓋裂
大久保 文雄
1
,
門松 香一
2
,
髙木 信介
2
OHKUBO Fumio
1
,
KADOMATSU Koichi
2
,
TAKAGI Shinsuke
2
1昭和大学口唇口蓋裂センター
2昭和大学医学部形成外科学講座
pp.677-681
発行日 2023年4月10日
Published Date 2023/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000891
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はじめに
口唇口蓋裂は日本人の体表形態異常でもっとも頻度が高く,約1/500人の発生率といわれている。口唇裂と口蓋裂は一般的に前者を生後3~5か月,後者を12~18か月で外科的に修復する1)。また,約1/2で両者を合併する。そのため,フォローアップとしては,形態的,機能的な不良結果および成長による変化に対応することになる。
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